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映画『LIFE!』のロケ地巡りにアイスランドに行ってきた!

LIFE好きすぎてアイスランド行ってきてしまいました。

映画が上映されたのは2014年でしたが、その時はちょうど海外に少し滞在する予定で上映前に出発したので映画館で観れなかったんですよね。その渡航先の映画館でもやっておらず、1度も映画館で鑑賞できていないんです。ただタブレットで何十回と鑑賞してきました。

ものすごく要約すると、「LIFE」という雑誌を発行している会社で、雑誌に使う写真のネガを現像する部署に所属しているウォルターのお話。ある日会社が雑誌での発行からインターネットでの配信に変更することになり、多くの人が解雇されることになります。ですが、最後に発行する雑誌の表紙に使用する写真のネガが会社に届いているはずなのに見つからず、その写真を撮影した写真家に会いにウォルターが冒険に出るお話。

この映画の魅力はやはり大自然なんですけど、平凡な人生を送る主人公のウォルターがちょっとした事をきっかけに1歩踏み出して今まで経験したことのない冒険に出ることなんですよね。音楽もイイ!

ということで、ロケ地を映画の中の順に紹介していきます。

まず必需品は以下の2点⬇︎

サウンドトラックと映画の中で使われた歌のCDです。事前に予習して、行く場所とその音楽があるか下調べしました。これはマストアイテムです。

まず初めはウォルターがグリーンランドに到着するシーン。映画の中ではグリーンランドの設定ですが、実際に撮影されたのはアイスランドのスティッキスホールムルです。アイスランドの西にある街です。

少し角度は違いますが、飛行機が着陸する前に映る窓からの景色がこの街になります。大男運転のヘリコプターに乗った時、このアングルで景色が映ってました。

スティッキスホールムル

下の写真は到着した空港。表示はヌークになってましたね。この建物の右の方にレンタカーの場所があって赤い車を借りてました。後ろにはエアーグリーンランドの赤い大きい飛行機が映ってました。

実際に空港があるのはスティッキスホールムルではなく、へプンという小さな街の近くにある小さな小さな空港です。ホルナフィヨルズル空港と言う名前だそうです。アイスランドの地名は聞き覚えのない言葉が多くて覚えるのが難しい。

ホルナフィヨルズゥル空港

この空港の場所はこちらです。

次はレンタカーで走ってきて、途中で大男がいるバーで話を聞くシーン。奥にある家が映画の中でも映っていました。道路にレンタカーの赤い車を停めてましたね。このシーンはスティッキスホールムルです。この写真の右の方のスペースにわんちゃんが実際の映画のシーンで映っていました。

下の写真の左に写ってる黄色い建物が実際に撮影で使われたバーです。大男役の俳優さんはアイスランド出身の方みたいです。このバーで一緒に飲んだ大男が、写真家のショーンをヘリコプターに乗せたということがわかり、この後勢いで酔っ払った大男運転のヘリコプターでショーンが乗っているかもしれない船に小包を届けるのに便乗します。実際この黄色い建物は雑貨屋さんっぽかったです。ちなみに右に写ってる建物は実際に私が泊まったホステルです。黒い猫ちゃんがお出迎えしてくれました。

この後ヘリコプターから小包の届け先の船に向かってジャンプして、船の中で過ごすシーンです。船の中で出されたケーキがショーンのお母さんが作ったみかんのケーキで、ケーキが包んであった紙にショーンの撮影日程が載っており、紙に書いてあった火山、エイヤフィヤトラヨークトルに向かいます。船員に場所を案内してもらう時に出てくる地図は、実際にアイスランドに存在する地名が表記されていましたが、映画の為に作られた地図でしたね。エイヤフィヤラヨークトルがスティッキスホールムルから15キロってことになってました。実際エイヤフィヤラヨークトルがあるのはこちら⬇︎ スティッキスホールムルがあるのはアイスランドの西の方です。

この写真はウォルターが乗っていた船が到着した港。実際に港がある街の名前はグルンダルフィヨルズルです。

下の写真はストリップを見に行く船員たちが、たった1つの自転車に乗るのに争奪戦を繰り返す場面の場所。左に写ってる電灯に自転車が寄りかかっていました。きっと普通に観光していたらただの小さい港の電灯ですけど、ロケ地巡りをしている人間としてはたまらないスポットでした。遂に来てやったぞ!という気持ちで、映画に映っている風景を探して夢中で写真を撮りました。

グルンダルフィヨルズルの場所はこちら⬇︎他にも見る角度によっては台形に見えるキルキュフット山がある所です。映画の中でも港に到着する前の景色で台形に見えるキルキュフット山が映っていました。

この後大自然の中を自転車で滑走するウォルターが、出会い系サイトのeハーモニーの担当者と電話で話した後、空に飛ぶ鳥が自分の好きな女性シェリルの顔に見えてきて、見惚れているうちに標識にぶつかるシーン。1号線を走ってて注意深く探しましたが見つからず。1号線を1回外れてしまった時にもしかしたらあったのかも。さらにその後の火山が噴火するぞ!って慌てて逃げる準備をしてるお父さんに話しかけるシーンの場所。ここも見つけられず残念。

次はウォルターが少年から腕をひっぱると伸びる人形と交換で手に入れたスケボーで、坂道を滑走するシーン。カーブがかかってる場所を、手にしばった石でブレーキをかけながら走るシーンも印象的でした。下の写真はスケボーで走っている時に後ろに映る滝です。場所は1号線から外れて93号線を走った先にある、セイジスフィヨルズルという街の途中の場所です。ちなみにこの93号線が上り坂になっていて、下り坂になった所が映画のシーンになっていますが、上り坂の部分もかなりの絶景です。ぜひ堪能していただきたい。あとここを走る時に必ず必要なのが音楽。サウンドトラックの4曲目に収録されている「ファーアウェイ」という曲を必ずかけてください。自分が映画の中にいる気分になれます。

坂道をスケボーで滑走し、到着した街の入り口。映画にも映っています。

ウォルターが街に到着し、止まった場所の後ろに映っている建物が、実際にあるアルダンという名前のホテルです。映画の中では外壁が白かったのでぱっと見違いますが、映画好きな人なら一目見てすぐわかります。この街はフィヨルドが見られる所なので、そちらも合わせて楽しんで欲しいです。

セイジスフィヨルズルの場所はこちら⬇︎

続いては火山が噴火するぞ!と言っていたお父さんが、車でウォルターの前に現れるシーン。ショーンが飛行機に乗り、噴火している火山に向かって飛んでいる所を目撃するところです。

火山灰が直前にせまる中、お父さんに車に乗るようせかされて爆走し、ピザ屋のパパジョーンズに到着しましたよね。ここのパパジョーンズに行きたかったのですが、下調べで確認していた場所が全く違う場所で行けず。というか、アイスランドにパパジョーンズはないそうです。この時日本語でしか検索しなかったんですが、英語で調べたらアイスランドにパパジョーンズはないじゃないですか!きちんと調べれば良かった。。。

セイジスフィヨルズルで滞在したホテルの方にパパジョーンズの撮影の場所を聞いたら、ご本人もはっきりとした場所は知らないそうですが、北西のあたりでした。

この後一度ニューヨークに戻りウォルターのお母さんの元に寄った時、ショーンがお母さんに会いに行ったことを知りますね。その時ショーンがユキヒョウを撮影しにアフガニスタンに向かうことを知り、第2の冒険に出発します。

ヒマラヤにガイド2人と向かう途中のシーンで、大きな滝の前を通るところがありました。ここはスコウガフォス滝になります。ガイド2人に安全祈願として木の枝で顔をペシペシされるシーンがコミカルで結構好き。

スコウガフォス滝

スコウガフォスの滝の場所はこちら⬇︎

この後ガイドにこれ以上ついて行けないと言われ、1人ぼっちになってしまいましたが、遂にユキヒョウを撮影しているショーンに出逢います!ここでショーンからLIFE誌最後のネガの場所を聞き、会社にやっと最後のネガ写真を提出することができました。

LIFE最終刊がウォルターの写真になっているところ、本当に感動しました。何度も見返しました。今までの努力が報われた瞬間ですよね。

主役のベン•スティラーは今までどちらかというとコメディー系の俳優さんだと思っていましたが、この映画でイメージがかなり変わりました。もちろん映画の中でコミカルに描かれている所は所々ありますが、かっこいい人ですよね。

この映画は自分に自信がない時に見るとかなりパワーをもらえます。やっぱり何事も一歩を踏み出す勇気が必要なんだと教えてくれる映画です。

1度は映画館で観てみたいですねー。