旅行

女子バックパッカーは何を持ってけばいい?

1ヶ月単位の長期旅行って何を持っていけばいいか迷いますよね。男性に比べて女性は持ち物が多くなりがちだし。

海外旅行が好きでちょこちょこ行っていましたが、1週間以内の短期旅行でも基本的にスーツケースを持って行っていました。行きはスカスカでもお土産を買って帰ることを考えるとどうしても少し大きめのスーツケースで行っちゃうんですよね。割れ物とか買ってしまっても硬いケースで守られるから安心だし。

ところが、長期の旅行となると話は違ってきます。何ヵ国も移動するのに、ゴロゴロとスーツケースを引いていくわけにはいきません。

そこで、私がヨーロッパを2ヶ月かけて12カ国周った時の持ち物を紹介したいと思います。

周った順番はスペイン🇪🇸 ➡︎ ポルトガル🇵🇹 ➡︎ アイスランド🇮🇸 ➡︎ ドイツ🇩🇪 ➡︎ オランダ🇳🇱 ➡︎ ベルギー🇧🇪 ➡︎フランス🇫🇷 ➡︎ イタリア🇮🇹 ➡︎ クロアチア🇭🇷 ➡︎ ハンガリー🇭🇺 ➡︎ ポーランド🇵🇱 ➡︎ オーストリア🇦🇹です

バック類

バックパック

モンベルのキトラパック40
大きさはこんなかんじ

ここは一番時間をかけて選んだ物です。最終的にはモンベルのキトラパック40(40リットル)にしましたが、調べれば調べるほど何がいいかわからなくなってくるものです。登山とかが好きで元々バックパックに詳しいとかなら別だと思いますが、初心者には本当に難しいところ。

色々なブランドのバックパックを検索した結果、私は前がガバっと全部開くタイプか、もしくはバックパックの底に別に口があって収納できる物のどちらかまで絞りました。全部開くタイプは防犯上の心配があるという記述も見ましたが、やっぱり底に入れてしまった物を取り出したいって思った時に全部出さなければいけないのはしんどいですよね。最終的には底に口がある方を選びましたが、特に底から物を取り出すことはありませんでした。

ヨーロッパは本当に石畳が多いので、スーツケースでの移動はかなり大変です。何人もスーツケースを引いてる方を見ましたが、道がガタガタでみんな大変そうでした。バックパックの楽さを知ってから、私はずっとバックパック派です。

サブバック

表にポケット
裏にもポケット
中にポケット3つ

「Always with you FINE PRODUCT 1986」のショルダーバッグです。あまり大きすぎず、かつポケットが多く貴重品やガジェットも全部入る大きさの物を探していたら、ぴったりの物を見つけました。大きさはA4ノートが入りくらいですが、マチがあるので意外と入ります。かなり丈夫だしポケットも多いので、貴重品を内側の更に奥のポケットに入れられてかなり重宝しました。それに値段も3000円程とお手頃すぎる値段です。気に入りすぎてこれで2代目ですが、普段からヘビロテしてます。

インナーバック

ポケットが2つあります

無印良品で見つけた物ですが、生地がパラシュートにも使われるかなり丈夫な生地だそうです。これにクレジット1枚と大きめの現金を入れてTシャツの中で斜めがけして使っていました。スマホがすっぽり入るくらいのサイズです。残念ながら今は販売していなそうです。

衣類編

衣類

半袖シャツ3枚、長袖シャツ2枚、パーカー1枚、ヒートテック1枚、ヒートテックレギンス1本、ユニクロのリラコ1本、H&Mで購入した紺色のズボン1本を持っていきました。途中オランダでデニムを購入しましたが、重いし洗ってもすぐ乾かないので失敗。2ヶ月くらいの旅行だったら1本で十分!旅行中は汚ギャル化していたので、Tシャツは1回着たら3日そのまま着るというルールにしていましたが、2枚だと心配なので3枚あれば安心。ヒートテックは嵩張らないので上下1着ずつあればある程度の寒さはしのげました。リラコはパジャマ兼部屋着にしてました。寒い時はヒートテックレギンスを履いて代用。全体的に荷物を少なくしたかったので、薄い物を持っていき重ね着して対応しました。どうしようもなくなったら現地調達すれば問題なし。ただし私が行ったのは8月から10月後半にかけてだったのでこれで大丈夫でしたが、冬に行くなら防寒できる服を増やさないときついです。

下着は3日分持って行きました。服と一体化になっている物と迷いましたが、以前使っていた時にどうも使い心地がよくなく私には合わないようだったので、普段使ってる物をそのまま持って行きました。ただ早く乾くよう、ナイロンやポリエステル制の物を選びました。

速乾性は衣類において一番重要な要素です。

基本的に衣類は圧縮袋で小さくします。100均で売ってる物で十分。本来は小さくする為に使っていましたが、飛行機に乗った時に、バックパックをかなり乱暴に扱われたらしく、買ったばかりのシャンプーとコンディショナーの蓋が壊れて中身があふれてしまったことがありました。この時は圧縮袋に入れておいて本当に良かった。入れてなかったら全部再洗濯になる羽目に。。

雨具

モンベルの雨具•上と、ズボンはホームセンターで500円くらいの雨具を買って持っていきました。私が行った時はこれで十分でした。雨具のズボンはアイスランドに行った時しか出番はなかったです。モンベルの雨具は、寒い時にユニクロのウルトラダウンの上から着たらもう無敵でした。

防寒具

ユニクロのウルトラライトダウンを持っていきました。行ったのが8月から10月後半にかけてだったので、後半は結構寒い国もありましたが、ウルトラライトダウンとモンベルの雨具で余裕で乗り切れました。

タオル

リーフツアラーのスイムタオルを持っていきました。どんなに濡れても絞ればある程度乾くのですぐ使えるし、嵩張らないのでタオルはこれ1択!

リーフツアラー(REEF TOURER) 吸水タオル[RA001] VIEW(ビュー) 超うす速乾バスタオル (水泳 マリンスポーツ スイミング プールタオル スイムタオル たおる towel スイムタオル ミズノ)

価格:2,489円
(2022/10/10 20:54時点)
感想(0件)

サンダル

ドミトリーでシャワーが汚かったり、部屋の床が結構汚いことがあったので、その場合はサンダルを履いていました。海外の方はそのまま素足でシャワー室使ってましたが、日本人の感覚からするとやっぱり気になるんですよね。ドミトリー内では靴を履くのが面倒なので、基本サンダルです。

電子機器類

i-pad

検索もできるし、大好きな映画もダウンロードして入れてあったし、飛行機やバスのチケットも予約できたのでこれで十分でした。こういう電気製品って全く詳しくないので、こだわりのある方は好きな物を持って行った方がいいですね。Evernoteで携帯とi-padで情報が共有できるようにしてました。どちらかがダメになっても大丈夫なように。

ポータブル充電器

Ankerの16000mAhのモバイルバッテリーです。移動時間が長い時の必需品。当時持っていた携帯がポンコツで、すぐ充電なくなってしまっていたのでこれがなかったら終わってました。

変換プラグ

表側
裏側

カシムラの海外用変換プラグサスケを持って行きました。1つで組み合わせれば世界のプラグに対応できます。1部対応できない物もあるそうですが、通常の海外旅行でしたら問題ありません。裏側には組み合わせ方の一覧も貼ってあるので安心です。

カシムラ 海外用変換プラグ サスケ/ブルー NTI-13【日本国内使用不可】 取り寄せ商品

価格:2,083円
(2022/10/10 20:51時点)
感想(21件)

変圧器

家にあった物を持って行きましたが、ヨーロッパでは1度も出番がありませんでした。

便利グッズ

ポータブルラゲージチェッカー

AMIRのラゲージチェッカーを持っていきました。旅費を安くしたいとなると、バス移動とかLCCを利用することになると思いますが、特にLCCになると荷物の大きさが関わってくるわけです。大きさに関しては日本から出国する時って厳しいイメージですが、海外に行くと「いやいやその大きさ絶対機内持ち込みじゃないでしょう」っていうのをちょくちょく見かけました。だから大丈夫というわけではないので、バックの大きさはちゃんと計っておいた方がいいです。

ここで重要になってくるのが重さです。それぞれの航空会社ホームページを見てみると重さと大きさ制限が載っています。特にLCCは大きさや重さによって料金が変わってくるので、バックパックを機内持ち込みにしたいとなるとスケールはあった方が便利です。なんて言っている私はなんだかんだ荷物が多くて機内持ち込みにすることはありませんでしたが、いつも移動前は必ず重さを計っていました。バックパックを機内持ち込みにできたら、空港到着後荷物が出てくるのを待たなくていいので、かなり時間節約になります。

【クリックポスト(送料200円)OK】コンパクト ラゲージチェッカー(SV) 5,000円以上送料無料

価格:1,490円
(2022/10/10 20:55時点)

便利グッズではないかもしれませんが、鍵の出番はどれだけでもあります。ヨーロッパはスリが多いと聞いていたのでサブバックにキーホルダー感覚で付けていました。あとはドミトリーで個人用のロッカーがあるのに鍵が付いてない時とか、バックパックをベッドに括り付けるのに使っていました。番号を揃えるタイプの物を3つと、ワイヤーが出てくるカラフルハンディーロック1つの計4つ持っていきました。実際ポルトガルのリスボンでスリ未遂にあったので、バックには必ず鍵をかけましょう。ちなみにこの時は油断して鍵をかけていなかったのですが、無事何も盗られなくてよかったです。

水に流せるティッシュ

トイレにトイレットペーパーがなかった時は絶対必要になってきます。トイレットペーパーを持って行こうかかなり悩みましたが、コンパクトで色々なポケットにしまえたので良かったです。日本って本当に便利なものがいっぱいあります。

カラビナ

2つ持っていきました。私は基本的に日常から両手は手ぶらでいたい人なので、買い物した時などはカラビナでバックパックに袋をぶら下げていました。あとは、何かあったら手ぶらで逃げれるようにと想定してましたが、そんなことは1度も起きませんでした。

S字フック

出発前に色々な方のブログを見ましたが、みなさん書いていらっしゃったのがS字フック。これは持っていって正解でした。私が持って行ったのは、無印良品のアルミS字フック大を2つ。トイレに行った時にバックパックを引っ掛けたり、ドミトリーで洗濯物を干すための紐を引っ掛けたり、直接S字フックに洗濯物を引っ掛けたりしてかなり重宝しました。トイレは日本みたいに引っ掛けフックがあるわけではないすからね。

貴重品•必需品

パスポート

これがないと始まらないし、出国もできません。念の為スキミング防止のカードを挟んでいました。期限にも注意。

財布

100均で購入した財布を持っていきました。ファスナーで開けるタイプのもの。失くしてもいいように高く見えなさそうな物を探しました。

現金

ユーロを持って行きましたが、少なくなったら新生銀行の口座からおろしたり、クレジットのキャッシングでATMでおろしていました。EU内はだいたいユーロでいけそうですが、小さいお店はその国の通貨でないと使えない所もあったので、現金は持ち合わせていた方が便利

クレジットカード

VISA2枚とMaster Cardを1枚持って行きました。これで問題はなかったですが、1度i-padからバスか電車のチケットを予約しようとした時に楽天カードははじかれてしまったので、楽天カード1択は厳しいかも。ただはじかれた理由がよくわからないのでなんとも言えません。他では使えていました。

念の為クレジットカードと一緒にスキミング防止のカードも財布に入れていました。

海外保険

クレジットカードの保険で済ませるのは不安なので毎回海外に行く時はちゃんと入っていきます。ここでケチって何百万と払うことになってしまったら元も子もありません。もし自分に何かが起きて、家族が現地に来る時の料金も出ます。旅行中病院に行くことはありませんでしたが、飛行機遅延で少し保険がおりました。安心と安全はお金で買いましょう。

ビザ

EU圏内は大丈夫そうですが、ビザが必要な国に行くなら事前に申請が必要な国があります。到着時に発行できるアライバルビザ(事前に取得する必要なく、現地到着時に空港で取得できるビザ)で大丈夫なら問題ありません。乗り継ぎで寄るだけでもビザが必要な時があるので、ルートを決める時はそこも合わせて考えないといけません。

その他

吊るして使えるケース

無印の吊るして使えるケースに化粧品や洗顔道具一式入れていました。丈夫だし、ドミトリーの洗面台で下が汚れてる時に吊るして使えたので良かったです。国内旅行でも使えますよね。

ドライヤー

YAZAWAの海外旅行用ヘアドライヤーを持っていきました。ドミトリーやホテルになかった際は必要になります。あとは洗濯物が乾かなかった時にドライヤーで乾かしていました。結構出番があったので、持っていってよかったです。コンパクトでそこまで荷物になりませんでした。電圧が切り替えられるので日本でも使えます。

ヤザワ TVR59WH ヘアードライヤー トラベルドライヤー

価格:2,176円
(2022/10/10 21:01時点)

防犯ブザー

女子なので防犯には一段と気を遣って持っていきましたが、1度も使いませんでした。本当はサブバックにぶら下げておかないと意味がないと思いますが、衝撃で鳴っちゃったりしたら大変だし。。なんて考えていたら結局1度も出番なし。

ジップロック

結構出番がありました。自炊でパスタを作りすぎてしまった時に残りを入れたり、貴重品やチケットをまとめて入れたり、色々と出番は出てきます。

折り畳み傘

突然雨が降ってきた時用。海外の方は絶対傘必要な雨量でも傘を差さないのでびっくりします。

コンタクト

2ヶ月の予定だったので、ワンデーコンタクトを2ヶ月分持っていきました。コンタクト液は重いので、持ち歩くという選択肢は初めからなし!こういう時に裸眼の人は羨ましいですね。あとレーシックされた方。

常備薬

鎮痛剤と百草丸を持っていきました。百草丸は気持ち次第でなんでも治ると思ってます。心配であれやこれや持っていきたくなりますが、調子悪いなら現地の病院に行くのが一番!

食料品

ポカリスエットの粉を5袋持っていきました。あとは小さいキッコーマンの醤油ボトルと、お茶の粉。

結果全部持って行って良かったです。最初に行ったのがスペインのバルセロナでしたが、長時間の移動か、食べ物が合わなかったのか、お腹をくだしてしまい固形物が食べられなかったのでかわりに飲んでいました。暑さもあったかもしれません。

醤油も自炊をしていたので、ちょっと日本の味が恋しくなった時に重宝しました。私が訪れた国のどこでも売っていたのが、豚肉と生姜とバター。なので生姜焼きをよく作っていました。あとはバター醤油味のマッシュルームもちょこちょこ作っていました。ちなみにキッコーマンの醤油って結構色々な国で見た気がしますが、サイズが半端ないので現地調達はオススメしません。

お茶は言うまでもなく日本を感じられるので持っていかない手はないでしょう。私は海外旅行好きですが、すぐに日本食が恋しくなる人なので、必ず持っていきます。

あと自炊する派だと、ホテルによっては今まで滞在した人が置いて行った物とかも自由に使えるようなっている所もあったので、そこから塩とか拝借していました。チキンラーメンをゲットしたこともあるので、ぜひのぞいてみてほしいです。

弁当用箸とスプーン

食べ物を買って箸とかスプーンとかもらえなかったら大変!と思って持って行きましたが、ほとんど自炊していたので、出番はなし。

女性用持ち物

化粧品

普段使っている物を持って行きましたが、最低限必要な物だけ。マスカラなどは持って行きませんでした。現地にも売っているので、欲しい時は現地調達で大丈夫。

ヘアケア

一切持っていきませんでした。全て現地調達。ボディーショップのピンクグレープフルーツの香りが大好きなんですが、ヨーロッパだと日本の半分の値段で買えたので、ピンクグレープフルーツのオイルを使っていました。今はたぶん販売されていません。日本のサイトでは見つけられませんでした。ヨーロッパはボディーショップ安かったです。

化粧水

とにかく荷物を少しでも減らしたい、プラス液体は重いので数を減らしたい、となったらオールインワン化粧水1択でした。私が持って行ったのは無印良品のオールインワンジェル。今だったらメディプラスのジェルを必ず持っていきます。

洗顔

薬局やスーパーで3個入り400円くらいで売ってる固形石鹸です。こちらも液体の物は1つでも減らしたかったので固形石鹸にしました。顔も体も洗えて一石二鳥!ケースは100均に売ってるプラスチックケースを利用してました。途中で足りなくなると思い、ボディーショップで固形石鹸を買い足しました。

牛乳石鹸 無添加せっけん(100g*3コ入)【イチオシ】【カウブランド】

価格:339円
(2022/10/10 21:03時点)
感想(89件)

長期旅行だとあれやこれやと心配になって持ち物が増えてしまいそうですが、意外と大丈夫です。人がいる所に旅行に行くなら、現地で必要な物は現地で調達すればいいだけです。

旅行で必要なのは、なんとかなるという気持ち。実際自分でなんとかしなければいけませんが、その心意気でいればハプニングも楽しめるようになります!むしろ全てうまくいくと物足りないと思ってしまう時も!

これから旅行に行こうと思っている方は、是非自分のスタイルで思いっきり楽しんできてください。