広島の竹原市にある大久野島。
うさぎ島として人気がありますが、かつては毒ガス製造の島だったという歴史もあるところです。 せっかく広島まで行ったので、うさぎと戯れに遊びに行ってきました。
広島市から電車に乗り大久野島行きのフェリーが出ている忠海港まで向かい、港から大久野島にレッツゴー🛥
島に到着し、
船から下りると、早速うさぎがお出迎えしてくれます。
「こんにちは、ご飯持ってきてくれた?」
って言ってるのかな?
大久野島はうさぎ島として有名ですが、広島市から大久野島まで2時間かかったので、決してアクセスのいい場所ではありません。ですが、島までの船の半分は海外からの観光客の方でした。(どの街からアクセスするかによって変わってくるとは思いますが)うさぎは珍しいのかもしれませんね。
うさぎがいっぱいで感動していたところ、海外からの観光客の方が地面に寝っ転がって自分の周りにうさぎのご飯を撒いてうさぎまみれになってました。全力で楽しんでいて羨ましい!!
島全体が観光地となっているので、島のうさぎたちはかなり人に慣れているようで、食べ物を持っていなくてもついてきてくれます。
それがまたかわいい。
そしてもっと可愛さを出してくれるのがしゃがんだ時。普通だったら野生動物って逃げちゃいますけど、膝に手をかけてきてくれるんです。決してかわいさアピールではなく、ご飯ちょうだいアピールだと思いますが、かわいければ問題なし。
ここまで人懐こいと抱っこしたくなってしまいますが、やはり野生動物なので膝に乗せたりもできません。また厳しく統制されているわけではありませんが、自分で持ち込んだ餌は持ち帰るというルールがあるそうです。そうしないと食べ残しの餌にイノシシやネズミ、カラスが群がり意図しないところで他の動物が繁殖してしまうそうです。生き物ですから、ルールはきちんと守りたいところです。
島全体はそこまで大きくなく、1周1時間もかからないくらいで周れてしまいます。もちろん道中うさぎを見ない場所なんてありません。うさぎを見ながらのんびり島を一周できる幸せな時間を過ごせます。緑が生い茂ってる場所もあれば、真っ青な海が見える海岸線沿いを歩ける所もあるので、気持ちよく散歩を楽しめました。
島を散歩しているとうさぎとは正反対ですが、道中はかつて毒ガス工場があったこともあり、ミスマッチな廃墟が突然現れます。そしてその廃墟にもうさぎがいっぱい遊んでるので、更に不思議な雰囲気を醸し出していました。
そんなこんなでうさぎ島を堪能し、広島市まで戻りました。帰りは乗った電車を間違えたのか3時間かかってクタクタになりましたが、また行ってみたいな〜。次回行く時は絶対に島で1泊して、うさぎと綺麗な夕日を楽しみたいと思っています。