簡単な英会話はできるけど、長く会話を続けられない。
DMM英会話を始めてみたけど、どの教材を使って良いかわからない。
そんな悩みを持つ英会話中級者に向けてテーマ別会話をおすすめする理由を解説していきます。
DMMテーマ別会話のレッスン
DMM英会話のテーマ別会話は、DMM内で設定されているレベル1〜10のうち、4〜7のレベルが対象になっています。
以下がDMM英会話でのレベルの目安になります。
レベル | 目安 | TOEIC |
1 | あいさつ、基本的な表現ができる | 0〜110 |
2 | 身近なものについて質問のやりとりができる | 120〜175 |
3 | 日常生活や自分の気持ちの説明ができる 買い物など基本的なシチュエーションに対応できる | 180〜220 |
4 | 簡単な日常会話を楽しめる | 225〜390 |
5 | 旅行中に問題なくコミュニケーションが取れる | 395〜545 |
6 | 日常会話を問題なく楽しめる | 550〜640 |
7 | 字幕なしでテレビや映画が分かる | 645〜780 |
8 | 職場で外国人の同僚とコミュニケーションが取れる | 785〜855 |
9 | ネイティブとスムーズに会話ができる | 860〜940 |
10 | 外資系企業で学習中の言語を流暢に使える | 945〜990 |
1〜3は初級、4〜6は中級、7〜10は上級です。
ホームページ上では右端の英語テストのレベルをTOEICのみではなく、IELTS、TOEFLiBT、英検など他のテストでも設定ができるので、自分の目的に合わせて検索してみてください。
そしてテーマ別英会話の中でもレベル4、6、7と3つのセクションに分かれています。
レベル4
レベル4ではテーマに沿った簡単な質問に答えていく形式になります。
テーマも色々とあり、事故から始まり、漫画やコンピューター、映画、さらに汚職や迷信などありとあらゆるテーマがあります。
レベル4は物事の説明をすることが目的で、比較的簡単な質問で、
例えばテーマが映画だと、
●Describe your favorite movie.
●Describe the worst movie you’ve ever seen.
●Describe the difference between watching a movie at home and at a movie theater.
●Describe the movie industry in your country.
と、そこまで悩まなくても答えられる質問が多くなっています。
レベル6
これがレベル6になると少し内容が変わってきます。
レベル6は仮定の質問になり、テーマごとの質問も変わってきて、
例えばテーマが俳優だと、
●If given a chance to become an actor, what kind of actor would you like to be?
●Which famous movie stars would you like to work with if you were an actor?
●If you were an actor and you were offered a well-paid role in a terrible movie, would you accept it?
●If you were an actor, how would you hide from paparazzi?
このようにレベル6になると物事の説明から、自分の意見を伝えるような質問になってきます。
中にはクスッと笑ってしまうようなものもありますよね。
私は映画が好きなので、実際このテーマを選んだ時は、先生とかなり盛り上がりました。
普段はぜんぜん言いたいことが出てこないのに、こういう好きなジャンルだとスラスラと言葉が出てきてびっくりします。
レベル7
そしてレベル7になると上級になってくるので、ディベートをするのが目的です。
例えば、『アスリートやセレブは給料をもらい過ぎなのか』というテーマに対して
●What athletes and celebrities do is worth the money they get.
●Athletes and celebrities are not good role models.
●Athletes and celebrities influence the progress of society.
このレベルになると日本語でも答えるのに詰まってしまいそうな質問ですよね。
自分の意見を持ち、それなりのボキャブラリーがないと答えるのが難しくなってきます。
テーマ別会話を中級者にオススメする理由
ズバリそれは自分の意見を話さなければいけないからです。
中級になると、簡単なやりとりやができる方がほとんどだと思います。
ただ話をふくらませて行きたいのにすぐ詰まってしまうと思われている方も多いのではないでしょうか。
私もいつも詰まって、あーとか、えーっ、と言うだけで何も出てこなくなってしまうことがよくあります。
先生によくボキャブラリーが足りないと言われるのがその理由だと思いますが、簡単にやりとりができる中級者であれば、自分の知っている単語をつなげて自分の意見を伝えることができるでしょう。
そして今までの経験上、テーマ別会話は先生によってレッスンの進め方が2通りあります。
1つ目はこちらの話に耳を傾け、話し続けさせてくれる先生
2つ目はこちらが意見を伝えた後、自分の意見も伝えてくれる先生
どちらも良いところがあり、1つ目は長く話す練習ができること、2つ目は他の人の意見が聞けることと、知らない言い回しを先生から自然に教わることができることです。
あとは単純に自分では思い付かない意見を知ることができるのがシンプルに楽しいですしね。
もう1つ言うと、母国語ではない言語で会話で分かり合えるとさらに英会話の楽しみが増してきます。
こういったことから、中級者にはテーマ別会話をオススメします。
テーマ別会話を受けるなら予習必須
どんなテーマでもそれなりに自分の意見を言える!という上級者の方でない限りは、予習が必須かなと実際に受講し始めて思いました。
レベルによって質問の複雑さが変わっていきますが、どんな簡単な質問でも事前にどのように答えようか考え、ある程度の答えを準備しておくだけでもレッスンの濃さが変わってくると思うんです。
やはりスピーキング力を伸ばしたいと思ったら、どんな簡単な質問にも自分でどんどん付け加えていって、長く話せるようにしていきたいですよね。
例えば、
『あなたはどの動物が好きですか?』
という質問に対して、
『猫です』
と答えるだけではスピーキングの練習になりません。
猫です、と答えた後に猫のこういうところが好き、種類は何が好きか、その理由などを加えていくとかなり自分の意見を伝えていかなければいけないですよね。
そうなると、それを伝えるための単語や言い回しを事前に調べてレッスンに臨まないと、うまく答えられないわけです。
他にもテーマ別会話の中には宇宙人や天文学、ハッキングなど日常生活に関わるものとは少し遠いものもあるので、もしこういったテーマを選ぶ時は、やはり予習してレッスンに挑まないと会話が成り立たなくなってしまいますよね。
なのでレッスンを受ける前には予習、もしくは日本語でもいいのである程度答えを考えておくと、充実したレッスンになっていくでしょう。
最後に
会話を楽しむという意味では、テーマ別会話は数ある教材の中でもかなりオススメできるものの1つです。
レッスン中は先生もこちらの意見を引き出そうとしてくれますし、なによりも自分の考えをまとめて話すよい練習になります。
普段日本語でも自分の考えを伝えることって少ないので、英語でとなると少し難しく感じてしまいますが、物事を自分の視点で捉えて意見を持つことってとても大事なことだと思います。
なのでDMM英会話でスピーキング力をつけたいと思っている方はぜひ、テーマ別英会話のレッスンを体験してみてください。